こんにちは、おーばけです。
夏休みの宿題、進んでいますか?
自由研究や読書感想文など親の協力が必要な課題は、まるで親が学校に試されているように感じます((;゚Д゚))
ここでは、葉からでんぷんがとれるのか、どんな葉にでんぷんが含まれているのかを調べます。
結果からいうと、今回の実験ではでんぷんは採れませんでした。
子どもが自分で調べたい葉を用意しましたが、ナス、あじさい、雑草にはでんぷんは含まれていません。
ですが、子どもにやる気があったので、実験の過程を記録に残したいと思います。
どこかのお子さんの参考になれば嬉しいです(^O^)
作業時間…3日
必要な道具①でんぷんがあるか調べる
ヨウ素液を自分で作ります、作り方はこちら
調べたい葉
少し深さがある小皿(色は白か透明の広げた状態の葉が入る大きさ)
必要な道具②葉からでんぷんを採ろう
ミキサー
ろうと
ろ紙(キッチンペーパー、コーヒーフィルターなど代用可能です)
透明の容器、調べたい葉の数を用意
(使い捨てのプラスチックコップを使用しました)
- ヨウ素液を作ります。水道水を使いますがカルキを抜くために、ボウルに水道水をためておくか、または湯を沸かしたものを使います。500ml必要です。
- 鍋に湯を沸かし、調べたい葉を入れて5分ほど茹でます。
- 深さのある小皿に茹でた葉を入れ、ヨウ素液を葉がひたひたになるくらいに入れます。4~5時間漬けます。
- 色が変わればでんぷんがあるとわかります。
でんぷんがあるとわかった場合、さらに実験が続きます。葉からでんぷんを採ろう。
- 調べたい葉25g、水100mlをミキサーにかけます。
- ドロドロになったものをろうとと、ろ紙を使い、透明のカップにこします。
- こしたものに、水100mlを入れて、一晩そのままにします。
- 次の日、二層になっているので、上ずみ液をそっと取ります。
- そしてさらに1、2日置き乾燥するのを待ちます。
- 白く残ったものがでんぷんです。
用意するもの…空のペットボトル500ml 、イソジンうがい薬、
水道水を使いますが、煮沸したものか、一晩溜め置きしたものを使います。
理由は、水道水に含まれているカルキ(塩素)がイソジンに含まれているヨウドの働きを阻害するため、溶液を放置しておくと色が抜けてしまうことがあります。このため水道水を直接使わないほうがよいということです。←簡単にいうと、水道水はそのまま使わないでねという事です!
ヨウ素液がでんぷんに反応するのか、炊いたご飯で試しました。
ナス、あじさい、雑草を調べることにしました。
①調べたい葉を5分、煮出します。いろんな種類の葉を一度に茹でても大丈夫ですが、自分でわかるように目印をつけるなどしてください。
深さのある白または透明のお皿に茹でた葉を入れ、ヨウ素液を注ぎます。
このまま4~5時間漬けます。
でんぷんが含まれていれば緑の葉が赤紫色に変化します。
5時間後、残念ながらナス、あじさい、雑草にはでんぷんは含まれていませんでした。
失敗も実験結果の一つです。このままレポートに書きます。
上の実験ではでんぷんは含まれていませんでした。
ですが、でんぷんがふくまれていた場合に次に行う実験も写真で紹介します。
調べたい葉をそれぞれ25g用意します。
ミキサーに葉を25g、水を100mlを入れ、ドロドロになるまでまわします。
このくらいドロドロになったら、ろ過します。
こんな感じで。
ろ過したものに水を100ml入れます。
この状態で一日おき、沈殿してくるのを待ちます。
あじさいと雑草はわかりにくいですが、ナスは下のほうに沈殿しているのがわかります。
沈殿したものが混ざらないように上のほうの液を取り除きます。
このまま乾燥するまで2日程、おきます。
乾燥してできた白っぽい粉が、でんぷんです。
ですが、ナス、あじさい、雑草にはでんぷんは含まれていませんので、実験はここで終わりです。
今日は7月31日。夏休み終了まではあと4週間あります。
ジャガイモの葉があれば、でんぷんを採取することができるのですが。
あとは本人のやる気があれば、実験の続きをしたいと思います。
親も頑張ります( ‘ω’)/
最後までご覧いただきありがとうございました。
【中学1年生自由研究】もやしを育てる。