読書が好きな、おーばけです
小説、エッセイ、最近は難しくない経済を読んでいます
読みたい本は、その時の置かれた状況によってかなり影響されますが
基本的に、笑える、気持ちが明るくなる本が好きです
読み終えるのが寂しい、もっと読んでいたい、
そんな気持ちになった本を紹介します
- 馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください
- ランチのアッコちゃん
- 劇場
- そして、バトンは渡された
- サラバ!
- 中島ハルコの恋愛相談室
- スロウハイツの神様
- 蒲生邸事件
- まほろ駅前多田便利軒
- 神去なあなあ日常
著者 藤森かよこ
おすすめポイント
この本は、出来れば20代で読みたかった。もっと若い時にこの心構えを知っておきたかった。
ですが、この本を20代で読んだとして、この内容を受け入れられたとは思えないから、やっぱり今、読んで良かったのかな。
低スペックの女性に向けての本ですが、何故こんなに私の気持ちがわかるのか不思議です。
馬鹿、ブス、貧乏の言葉が文章中に溢れていて、グサグサと心に刺さって、くじけそうになりますが、笑えます。
漠然とした老後の不安があるけど、意外と老後生き抜いていけるかも、そんな気持ちになれます。
②②
著者 柚木麻子
おすすめポイント
主人公が少し情けなくて頼りなくて。
主人公に感情移入できて、時間を忘れて本に集中出来ました。
読み終わった後は、ものすごく元気になれるし、頑張ろうというより、頑張りたい‼という気持ちになりました。
気軽な気持ちで読めるし、集中出来て、没頭できる。元気になりたい。
そんな時におすすめの本です。
ランチのアッコちゃんには他のシリーズもあります。
私の柚木麻子デビューはランチのアッコちゃんでした。
このあと、しばらく柚木麻子ワールドにハマりました。
たくさんの作品があります。
ぜひ読んでみてください
どっぷりハマります。
3
著者 又吉直樹
おすすめポイント
芸人の又吉直樹の作品ということで、話題性があるので読みました。
何、この主人公…イライラする。なのに読むことをやめられない。
共感もできないし、楽しい気持ちにもなれない。
でも没頭できて、続きが気になり、読み終わっても気持ちが切り替わらなかったです。
私が、この本を読んだのはこの作品の映画が公開される直前でした。
最後まで、主人公にイライラしていたのに、映画が公開されることを知って、また会えるんだ!と嬉しくなりました。
著者 瀬尾まいこ
おすすめポイント
2019年の本屋大賞に選ばれた作品です。
読み始めは、可哀想な境遇の女の子の話かなと思いましたが、家族の愛があふれていました。うらやましいくらいに。
読み終わったあとは、実家の家族、夫や子供達を大切にしたい、もっともっと大切にしたい、そんな気持ちがあふれる作品でした。
この本をきっかけに瀬尾まいこワールドにどっぷりハマりまして
紹介しきれないです。好きな作品が多すぎて。
著者 西 加奈子
おススメポイント
上中下と見るからにボリューム満点の作品です。
一気に読めました。主人公は男の子。
母親らしくない母や風変わりな姉、近所のおばちゃん、周りにいる女性達の個性が強くて振り回される主人公。
小学生の時に父の転勤でエジプトに行くのですが、風景や贅沢な暮らしの様子を実際に見たわけではないのに、頭に浮かんでくるような描写でした。
そのエジプトで生涯の親友が出来たが、主人公が日本に帰ることになり、離れ離れになるのだけど、別れのシーンが泣けてきます。
主人公が生まれてから、モテ期~中年へ。
読み始めたら、どんなに時間がかかってもいいから必ず最後まで読んで欲しい作品です。読み終えた時、絶対に読んで良かったと思えます。
著者 林真理子
おすすめポイント
バツ2で社長の中島ハルコ。
実際に自分の近くにいたら嫌だし、振り回されて疲れちゃうだろうな。
でも言っていることは間違ってない。
中島ハルコが近くにいたら楽しいだろうな。
あれ?
他人にビシバシ言うけど、愛があるんだな。
あれ?
中島ハルコ好きだな。笑
著者 辻村深月
おすすめポイント
読み始めは、この本を最後まで読めるかなと思うほど、ページが進まず、私の読解力がないからだと思っていました。
ですが、途中から読むのをやめられないくらい引き込まれます。
そして何度も前のページを引き返すことになります。
この本の登場人物、赤羽環のファンになってしまいました。
こんなに強く、読み終わるのが寂しい本に出合ったのは久しぶりでした。
著者 宮部みゆき
おすすめポイント
大学受験に失敗し、予備校受験のために上京し宿泊していたホテルで、昭和11年に起きた2・26事件の時代にタイムスリップしてしまいます。
おもしろいのは、過去からやってきたタイムトラベラーにホテルで遭遇し、過去に行くというもの。
懸命に生きる昭和11年の登場人物。
これから先、どんな未来が待っているのかを知っている主人公。
読み終わったあとは、2・26事件のこと調べたくなること間違いなしです。
著者 三浦しをん
おすすめポイント
便利屋を営んでいる主人公、多田のもとに、全く仲が良くなかった変わり者の同級生、行天が転がり込んできて同居生活が始まります。
便利屋に依頼に来るそれぞれの事情があるお客さんとの交流や、珍事件がまほろ市で起こります。
そして登場人物のキャラクターが強すぎて、ぐいぐい引き込まれていきます。
人情物ですね。ホロっとくるしクスっとなるところもある。
会えるなら会ってみたいなぁ。多田と行天に。でも、やっぱり遠くから見るだけでいいかな笑
まほろシリーズがあるんです
一冊目の多田便利軒を手に取ってしまったらあと二冊も読むことになります!
おもしろいので‼
著者 三浦しをん
おすすめポイント
読み始めは、田舎でスーパーも近くにない村の話だから完読出来ないかもと思いました。
主人公は高校卒業するというのに進路が決まらず、ある日突然三重県の山村で働くことになります。
自然に囲まれて暮らす幸せや、そこで生活する人達の暖かさ。
よそ者は受け付けないと無視をされたり、自然の恐ろしさを感じたり。
テンポよく話が進み派手なものは一切出てこないのに引き込まれていく。
19歳の若者の成長物語です。
続編もあります。もちろん引き込まれますよ。
染谷将太さん、長澤まさみさん、伊藤英明さんで映画化されています。イメージにぴったりだと思います。
いかがでしたか?
最後まで目を通していただきありがとうございました。
今回紹介した本は、自分の世界にどっぷり浸れるものばかりです。
私は、子供の習い事の待ち時間が読書の時間になることが多いです。
気持ちが明るくなる本だと、仕事、家事、育児に良い影響を与えてくれますね。