医療費控除の申告をして還付金を受け取りました

こんにちは、おーばけです。

病気やケガで通院が必要になったり、入院した年の医療費は高くなってしまいますよね。

昨年、我が家は夫の入院や子どもの歯の治療で高額の医療費を支払うことに。

医療費控除の申告をして19000円の還付金を受け取りました。

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医療費控除の申告のやりかた

  • 何年前まで申告できるのか。

会社員で自分で確定申告をする必要がない方は、還付申告をする年の翌年1月1日から5年間いつでも行うことができます。

例えば今年(令和3年)なら5年前の平成28年分から申告できます。

  • 医療費控除には、通常の医療費控除セルフメディケーション税制があり、どちらか1つを選び申告します。

セルフメディケーション税制とは?(厚生労働省HP)

特定の成分を含むスイッチOTC医薬品を購入した合計金額が1万2000円以上になった分が所得控除になります。

第一三共ヘルスケアのホームページに説明がありました。

詳しく知りたいかたは、参考になると思います。

↓こちらのマークがついている商品が目印です。

セルフメディケーション税制 申告のやりかた


  • 通常の医療費控除の申告のやりかた

会社員で医療費の還付申告のみをしたい方はいつでも申告できます。

なので、直接確定申告会場に行く場合のやりかたは省きますね。

スマホで申告する場合

スマホのマイナンバーカードを使ったe-Tax送信はマイナポータルAPのインストールだけで、できます。(令和3年1月からできるようになりました)

マイナポータルAP?

以前はICカードリーダーライターを使ってのマイナンバーカードの利用が必要でした。

マイナンバーカードの申請をしてみました

マイナポータルAPのインストールはこちらから(国税庁HP)

スマホで申告するには、マイナンバーカードが必要ですね。

マイナンバーカードを持っていない場合

私はマイナンバーカードを持っていません(申請中)ので、パソコンで入力して印刷して郵送しました。

まずは国税局の確定申告のホームページに行きます。

確定申告等の作成をクリックします。

作成開始→印刷して提出をクリックし、源泉徴収票医療費の領収書を用意して必要事項を入力していくだけ。

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歯列矯正も申告できるの?

歯の治療費

保険のきかない高価な材料を使用した自由診療は

ですが、金やポーセレンは一般的に使用されている材料なので


歯科矯正

子どもの不正咬合による矯正は

容貌を美化するための矯正は


ドラッグストアなどで購入するもの

治療又は療養に必要な医薬品は

健康増進のためのサプリメントやビタミン剤は


あんま、鍼、灸は治療目的なら

疲れの癒し、体調を整えることに対しては


通院費

公共交通機関が利用できない人のタクシー代は

自家用車で通院する場合のガソリン代、駐車料金は


入院費

本人や家族の都合で個室にした場合の差額ベッド代は

入院中の病院で支給される食事は


出産

妊娠と診断されてからの検診、検査代、通院費は

出産で入院するために使ったタクシー代は 


健康診断、人間ドッグ、予防接種は

  • 治療を目的としたものは申告できる
  • 健康維持のためや美容目的のものは申告できない

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申告できる条件!世帯で10万円以上?

  • 生計を共にする家族の医療費をすべて合算して、医療費が一定額を超えた時に所得控除を受ける事ができます。
  • 申告できるかどうかの目安は医療費の支払いが10万円以上だった場合です。
  • 1年間に支払った医療費保険金などで補てんされる金額10万円医療費控除額になります。

そのほかに注意すること

  • 平成29年分の確定申告分から領収書の提出が不要になりました。
  • 領収書の代わりに医療控除の明細書の添付が必要です。
  • 領収書は5年間、自宅で保管する必要があります。税務署から求めらたら、提出できるようにしておきましょう。
まとめ・感想

10年くらい前に、医療費の総額が10万円を超えたので申告をしましたが、還付金は0円でした。

10万円を超えたからといって、すべての人に還付金が入るわけではないのですね。

ここが難しいところの一つです。

そんなことがあってから、医療費が10万円を超えた年があっても面倒で手続きをしないままに。

ところが昨年、夫が入院することになり、これはいよいよ申告をしなければと思い、重い腰をあげました。

マイナンバーカードを持っていないので(申請中)、国税庁の確定申告ページで入力し、印刷して管轄内の税務署に郵送しました。

こうして、無事に還付金が振り込まれました。

申告をするまでは、国税局のホームページを見たり、他のサイトを見たり、知識だけを頭に入れてこんがらがっていましたが、実際にやってみたらアッという間にできました。

やはり、頭の中だけで考えて難しいと思っても、実際にやってみると意外と簡単だったりするものですね。

子どもの歯科矯正は来年も支払いがありますし、次回はスマホで簡単に申請したいと思います。